2018-05-24

表示と消費                   記 30年5月24日

 最近の出来事、「おじちゃん、タケノコをもらっ来たんだよ」と近所の子供が私に話しかけてきました。「大きいタケノコだねどこで買ったったの」「うん、ママさんの友達に貰ったんだ」と話しかけられました。そのお母さんは、近所の人から貰い、また、その人からのおそそわけだと言うのです。「今夜はタケノコご飯ですね」と私が言うとそうです。お母さんも子供も喜んでいました。

今日はこんな話をします。最近の物造りは、ごまかし(逸脱)が多いのを新聞やマスコミなどから報道されております。それも大手企業など、製品(品質規格)の逸脱が多くみられ、消費者にとっては何を信じてよいのかわからなくって来た時代です。本来、日本には規格と言うものがあります。この規格も1946年(戦後)から始まったものです。例えばJIS(日本工業規格)その後5年後にJAS(日本農林規格)という基準規格が消費者に信頼(安心、安全)できる製品として国は認めたのです。規格検査は一定の基準を満たせなければ合否を付けることはできません。それは国や企業団体、消費者団体などが安全安心して使えるものとして認可、許可を出したのであるから、本来は約束を守らなければならないのですが、近年このような事がどの企業、産業界にも多く見受けられます。

どうしてこの国の経営者はこのようになったのでしょうか。本来日本人は信用、信頼という言葉を大事にして来たのに、経営者はただ会社が儲ければいいと言う事でしょうか。消費者や従業員また、その家族の為にとは考えないのでしょうか。今、周りを見れば、例えば、通販の場合「今だけ安い」とか「先着何名」「おまけが付いている、通常価格より安い」とか消費者をあおる広告で蔓延し、そこには品質基準のことなどは一切触れておりません。つい最近まで日本の社会には「丈夫で長持ちをします」と言う言葉があったはずです。その言葉はどこに行ったんでしょう。企業もつい最近まで消費者側についていたはずですがつい6.7年前から企業は株主側に立ち、消費者のことなど考えなくなったのではありませんか。今こんな言葉があります。「優良表示」と「有利表示」ここには誤認表示が当てはまるのです。どちらも消費者にとっては厄介な問題です。

これは信用できる商品か製品か、また、信頼できる企業か生産者か、これを決めるには個人消費者かもしれませんが、本来、国が基準を示すことが大事と思います。その中、通販などは「個人の感想」と言う言葉を入れ、消費者を悩ませ、販売をしている状況です。物造り(製造者)は「消費者への思い」や「魂」が入っていることが大事ではありませんか。

品物や食べものを買い求める時には自分自身で信用できる製品なのか、この店の物は大丈夫かを見分け(目利き)出来る人になりませんか。『安価な物にはけして良いものは無い』と思った方がいい。『品物を買うことや仕事を頼む』には身近な地域にしましょう。

それは『安心、安全』を同時に買えますので、これが今言われている言葉の「スローフーズ」(地域生産し、地域で消費、安心安全解る)です。その反対がファーストフーズです。(均一、利便性)あなたはどちらを取りますか。

タケノコは安心して食べれますよね。

 

 

 

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