2018-03-02

『 なぜ歳をとると時間が早く過ぎるの 』 ジャネーの法則 

ジャネーの法則より  19世紀のフランスの哲学者・

ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネが著

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、

年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に解明した。

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数

に比例する(年齢に反比例する)例えば、50歳の人間にとって1年

の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の

1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間

にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に

当たることになる。

「法則」といっても、科学法則ではない

「充実した時間は早く過ぎるが、あとからふりかえると長かった

ように感じられる。退屈な時間はなかなか過ぎないが、あとから

ふりかえると短かったように感じられる」、という説

また、いろいろなことをやった時間は長かった」ように感じられるし、

たいしたことをしなかった時間は「短かった」と感じられるのではないか。

一般的に子供の頃のほうが毎日が驚きの連続で、ひとつひとつの体験が

強烈なので、「思い出」記憶になりやすい、人間は歳をとるにつれて、

世の中を理解していき、驚きが減っていく。よって、ひとつひとつの

体験が「思い出」記憶になりにくくなるのであるふとふりかえったときに

「短かった」と感じる。

ポール・ジャネより

 

 

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