2026-04-14

想像してみて下さい。春の日差しに猫がゴロンとあくびをしている風景を・・・・  

 

春の訪れが分かるのは二月中旬から三寒四温の繰り返し通り過ぎると春到来です。外の風は春の匂い、空は青く澄み切った大空、梅の花が咲き香り始める。ニュースなどでは各地からの春の便り、気温も日々上がりぽかぽか陽気に誘われ、心までウキウキしてくるのは何故だろう。やはり虫も人間も寒さから解放され、動き出始める不思議な季節である。

日本人は昔から春を待ちわびることを文字に残した人が多くいる。江戸時代の俳人の与謝蕪村や松尾芭蕉、蕪村の「春の海ひねもすのたり のたりかな」 「菜の花や月は東に日は西に」この二作品は春の情緒そのもの、近年よく耳にする「まったり」と言う言葉も春めいているような気がする。古典文学、七百年前、鎌倉時代の吉田兼好の「つれづれ草」序段も季節は春ではないだろうかと私は思う。春の陽気に机に向かいながら肘で顔を乗せポカンとし眠気が差し夢をみている風景ではないかと思う。「つれづれなるままに、日暮らし硯(すずり)に向かって、心に移り行く由(よし)なしごとを、そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの狂(ぐる)ほしけれ」 季節のだるさか、人のだるさか、思い馳せる。 もう少し古い文学、一千年前の清少納言の「枕草子」から「春はあけぼの・・・ 春うらら」など大昔からの四季の歌、私たち日本人は厳しい冬を越し、真綿のような暖かさと春の日差しを太古から待ちわびることを情緒して、歌ってきたんだろうと思う。日本の文学には 「春」 の言葉を多く残して綴られてきた。 何て素晴らしい日本の「春」  いつまでも残したいものですね。

畳の上でゴロンとなって春の風を感じてみませんか?

                                  記 穴水美樹  

お問い合わせ
Copyright© 八王子の家庭用畳専門店 あなみず All Rights Reserved.