「相沢忠洋氏が見つけた打製石器場所・群馬県桐生市・岩宿遺跡資料館」
最近、遺伝子の本を読んで、人類の誕生はアフリカのエチオピア、タンザニア、他ボツアナ北部と言われている。それも、今から約20万年から30万年前に誕生したのがホモ・サピエンス、その以前にもネアンデルタール人がいたが進化を続けたのがホモ・サピエンスいう人類、ホモ・サピエンにはミトコンドリアと言う遺伝子(DNA)があり、それは母から母へと受け繋がれ、世界に拡散して、皮膚の色は違えども綿々と現在まで受け継がれてきました。また、私たちの体の構成は30億の遺伝子と約37兆細胞(ゲノム・染色体)で作られているという。
「学名、ホモ・サピエンスとは、知恵がある人と言う意味らしい」
DNAは親からの子に繋がり、良いところも悪いところが似るのは当たり前の話である、それも性格や背格好まで似る。こんな笑い話がある。大昔、鏡が無い時代の話で、子供が水たまりに自分の顔を写すと、「あぁ親父様だ」と言ったそうだ。それは亡くなった父の顔で、友達に「親父様に会った」と言ったそうだ。 私の子供ころにも顔の話ではないが同じような話があります。「お父さんやおかあさんの悪いところだけ似て」と言い夫婦喧嘩まで起きる始末。顔や仕草や体系、癖など親から子へと繋がる。中には隔世遺伝もありハゲやガンなども繋がると言われている。
他方、日本人の遺伝子には「Ⅾ2」と言うタイプを持っており、この遺伝子を持っているのは世界的には珍しく中国人、韓国人にはまず見られないという事です。驚くことに「Ⅾ2」は地中海から中近東、南部イタリアと共通点が多く、また、専門家は日本人と古代ユダヤ人の目の黒い人と共通していると指摘しています。以前の科学者たちは仮説を説きましたが、現在では科学的に解明出来るのでわかり易く、おもしろい。
涼しくなる秋の夜長、畳の上で、虫の音や星空を見ながら読書をして見てはいかがですか。
記 穴水美樹